魔法少女まどか☆マギカ
2010年代に大ヒットした名作アニメ「魔法少女☆マギカ」。
魔法が作品中にたくさん登場するが、独特の世界観（考え）に引き込まれた経験がある。
それほど面白い作品だ。
但し、最初に1度見ただけでは、よくわからない部分もある。
その１つが「きゅうべえ」だ。
作品中の「きゅうべえ」は、かわいいキャラクターと、宇宙人のような奇妙なキャラクターをごちゃ混ぜにしたようなキャラクターだが、最後にほむらが、「みんなきゅうべえに騙されている！」と言ったシーンは、後から何度も見直すと、違う意味にもとれる。
これを現実世界にあてはめると、国民（市民）はみんな騙されている＝知らされていないという意味にもとれる。（知らされていない内容）
もっとも騙されているというのは言い過ぎだが、人間は誰もが固定概念（思い込み・
常識）があり、その固定概念があると、それ以上考えることがなくなるということだ。
物事を理解するうえで全体像を理解しようとすることは大切だが、その全体を貫く概念を得ることは、理解をするうえでとても大切な事なのだ。
その概念が固定された状態を「固定概念」という。
だが時にこの「概念」が人の理解を妨げることもある。
それがこの「きゅうべえ」なのだ。
→霊は存在しない（科学的に証明されていない）という事が前提にあると
「きゅうべえ」は存在しない事になる。
