Gnome  ノーム

 

存在するとされる小人(妖精)。

生息地域は、アメリカ合衆国・カナダ・ヨーロッパの一部地域・シベリア・ロシア。

 

「ノーム 不思議な小人たち」

1976年初版、2013年愛蔵版

世界50か国以上

(ニューヨークタイムズでは58週連続1位)

 

 

アイルランド語:Gnome

ポーランド語:Gnom

フィンランド語:Tonttu

フランダース語:Kleinmanneken

ロシア語:Domovoi Djedoesjka

オランダ語:Kabouter

ドイツ語:Heinzelmannchen(aはaクラフト)

デンマーク語:Nisse 

ノーム(妖精)について

 

【ノームの生理機能】 

(人間との比較)

頭蓋は相対的に大きい。

肋骨 8 対 遊離肋骨 4(人間は7対5)

腕は長く、足は短い。

足の骨と土踏まずはとくに強い。

 

【筋肉組織】

走る事・飛び上がる事(相対的)は人間の7倍の力を持っている。

足の筋肉には、筋が人間よりたくさんあります。

それも赤白2色の筋を持っています。

赤色筋 → 耐久力の必要な運動用

白色筋 → 短距離運動用

【循環器系統】

心臓は相対的に大きい。

血管は広く良質。

血液の循環量は、人間の場合より多い。

動脈硬化が現れるのは400歳以降の事。

【頭脳および中枢神経】

脳の容積は人間より大きい。

【消火器系統】

腸の全長は人間より長い。

肝臓は人間より丈夫で、胆のうは小さい。(胆石は全くない!)

【呼吸器系統】

肺は相対的に大きく深い

【腎臓および膀胱系統】

尿はまる1日蓄えておくことができる

【結合組織、皮膚、毛髪】

結合組織はとても固く強い。

毛髪は若くから白髪になるが、禿げ頭は存在しない。

 

「五感」

【視覚】

角膜・水晶体・虹彩・黄点には800万個の錐状体がある。(人間の黄点には数個しかないので、暗いところでは目が見えない。)

ノームの黄点にはフクロウの様にたくさんの縦縞があるので、暗闇でもはっきりとものを見ることができる。

瞳孔も非常に適応性があるので、最大限の光線を吸収する事ができる。

【聴覚】

外聴覚器は短く広い。大きさは相対的に大きく、どの方向にも向けることができ、回転も可能。

音痴は全くいない。

【味覚】

甘味・酸味・辛味・苦味の4種類

【嗅覚】

鼻は大きく、嗅覚は鋭い。犬やきつねのように、嗅覚を脳に伝達して音や光に結合させる。

【触覚】

盲人の指先と同じくらいに敏感

 

人間以外の動物は、鼻が目や耳にも勝るとも劣らない重要なものだということを知っています。

〇ハイエナは、1km先の食物を探し当てます。

〇犬は、歯の後ろにも鼻があり、食物の価値を決めることができます。

〇蝶々は、1kmまで先の異性をかぎ当てます。

 

鼻はこのようにあらゆる情報を集めてくれるのに、私たち人間の鼻の粘膜にはそれほどの力がないのです。

 無理もありません。

私たちの粘膜は、鼻腔の奥にあって面積はたった5平方センチメートルです。

ドイツ・シェパード犬は、150平方センチメートル。

ノームは、60平方センチメートルなのですから比較になりません。

 

【嗅覚細胞の数】

人間・・・500万

ダックス・フンド・・・1億2500万

フォックス・テリア・・・1億4700万

ドイツ・シェパード犬・・・2億2000万

ノーム・・・9500万

数字で見ると、ノームの嗅覚は人間の19倍ですが、測定器を使った結果、実際には人間の10万倍の嗅覚であることがわかっています。