駐輪場での体験

 

時間は、2018年~2019年頃だったと思う。

その当時は就職活動をしていた。

そのため説明会や面接の日程があれば、最寄りの駅の駐輪場を利用していた。

駐輪場は、比較的多くある駅なので、一時駐輪にしても置き場に困ることは滅多にない。

その日も帰りはいつものように自転車に乗って帰ろうとした。

駅から自転車まで進もうとしたときに、ふと右側を見ると、奇妙な人影が立っていた。

青白いような奇妙な感じを漂わせていたので、直感で人間ではないと思った。

見てすぐ、そのまま自転車を取りに通り過ぎたので、ほとんど何事もなかった。

時間にしても数秒なので、それ以降1度もそういった体験をしたことがなかった。

だがなぜか今でも覚えているのだ。

不思議なもので忘れっぽい私が今でもおぼろげながらに覚えている。

 

道路上に空飛ぶ物体?!

 

これに付け加える形で、夜の帰り道に自転車で見た奇妙な物も覚えている。

但しこちらは「怖い」という感情は全くなく、むしろ反対に「見守っている」という感覚を

持った出来事だ。

比較的大きめの道路の帰り道、街灯もたくさんついており、周りには人がいなかった。

車はあったと思う。

途中信号が赤だったので信号待ちをした。

いつも見慣れている道だったので、特に何も考えていなかった。

だがなぜかよくわからないが、この時、ふと上空を見上げたのだ。

あるのは街灯に建物、夜の闇があたり一面にあった。

なぜかその時、ふとゆらゆら揺れているような物があるのに気が付いた。

最初は見間違いかと思った。

だがよく目を凝らしてみると、ゆらゆら揺れているようなものがある。

それも結構大きな丸形のものが見えたのだ。

果たしてあれは幻(見間違い)だったのだろうか。

1つだけ間違いなく言えることは、危険を感じなかった事だ。

駐輪場では危険を感じた。見た時に自分自身から嫌な感じがするものを感じ取った。

だが、大きな空飛ぶ物体(あるいは本人が疲れから見た幻)は、正反対で

むしろ見守られているような安心感があった。